1953年にDNAが発見されてからは、
「いつまでも若々しく」ある事を願って、
色々な分野から沢山の研究が発表されています。
”若さの追求” その一言により、
癌、高血圧、糖尿病をはじめ、動脈硬化、認知症などの病気の主な原因は、老化であると同時に「遺伝子」にあることが解りました。
そして、老化の一番の原因といわれる
「arNOX」 を、パデュー大学ジェイムス・モレー博士夫妻が発見し、約40年かけて研究されています。
パデュー大学は、記憶に新しい2010年にノーベル化学賞を受賞された、根岸英一 特別教授 がおられますよね。新化合物を生み出す「根岸カップリング」の開発でした。
arNOX からどんどん活性酸素が放出され
細胞へ攻撃します。
皮をむいたリンゴがどんどん茶色く変色していくように、身体も老化してしまいます。
「arNOX」の研究から、スタンフォード大学の研究チームにおいては、遺伝的に arNOX をたくさん持っている人は同世代よりも老け、反対に少ない人は若々しいというデータを発表されています。
2000年には、およそ3億個あるといわれてる遺伝子の中から、実際に機能しているのは、25000~30000個であることがわかり、
2003年、遺伝子マップが完成されました。
そしてウィスコンシン大学発ベンチャー企業「Life Genテクノロジー社」が、
従来の研究よりも数段速いスピードで、遺伝子活性を測ることができる
「DNAマイクロアレイ」を用いて、
” 若さを司る遺伝子の束” を発見し、
その遺伝子の束の働きが加齢と共に
衰えるため、身体が老化するということをつきとめました。
病気をしない、いつまでも若々しいその時代まで、手を伸ばせば届く所まできているのではないでしょうか?
そう思っても過言ではないと私は思います。