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肌へ栄養を届けてくれるのは毛細血管のお役目

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今日は、主に毛細血管の働きを見てみましょう。

血管には3つの主要な種類があり、動脈は血液などを心臓から送り出し、静脈は心臓へ戻す働きがあります。

では、毛細血管は? 

毛細血管の働きはというと、体内の隅々に、ただ×2・血液などを送っているだけではなく人の約60兆個あるといわれている全ての細胞や組織に繋がり、酸素や栄養を送ったり、老廃物を回収したり、そういった役割をしています。

 

回収した老廃物の中には疲れの因子の疲労物質や、痛みの因子の発痛物質などそういったものも含まれていて、「血液のめぐりをよくする」という事には、疲れや痛みを改善するといった事にも関連してきます。

 

気になる「ゴースト血管」とは?

そんな毛細血管は、髪の毛の約10分の1程度の太さ。赤血球がやっと通るくらい細く、末端血管においては特に少しの異常でもすぐに通りが悪くなってしまいます。

また、ストレスによっても末梢血管が縮こまってしまいます。緊張した時などには指先が冷たくなってしまう事がありませんか?ストレスで血流が悪くなっているのです。

そして、加齢と共に減少してしまい、足小指の退化説のように指先が動きにくくなったりもします。

20代と比べると、60代では30%、70代では何と40%も毛細血管が減ってしまうそうです。

私事ですが、足の子指の第一関節なんて折れてても分かりません。(実際痛いしバランスも取れない笑)

 

末端血管の役割が行き届かなくなってしまった細胞部分は、酸素や栄養が届かずに老化が進むことになります。

細胞の老化はお肌に関わることだけではなく、加齢疾患のほとんどに毛細血管の血流不足がかかわることが分かってきたそうなのです。

もちろん髪の毛も、頭皮の毛細血管から栄養を受け取って新しい髪を育んでいるので抜け毛・薄毛も毛細血管の衰えのサインになります。

血流が途絶えてしまった毛細血管の事を「ゴースト血管」と呼ぶんだとか。

 

むくみや水が溜まる原因

このゴースト血管は、通りが悪くなったり縮こまったりの他にも加齢や紫外線等により壁細胞(血管の外の壁)がダメージを受けることにより、血管の構造が崩れ、血液が漏れ出してしまう事でも起こります。

 

血液が漏れ出すということは、必要な栄養が各所の細胞に届かなくなり、更には老廃物や不要な水分を吸収するリンパ管の働きの足を引っ張って周囲を水浸しにしてしまいます。それが、むくみや水が溜まったり等の1つの要因となってしまいます。

 

太い血管は75%詰ると心筋梗塞や脳梗塞のような命にかかわる症状を起こすそうです。

そんな大変なことになる前に毛細血管をクリアにして、繋がっている太い血管の負担を軽減していきましょう。血管のケアは全ての血管に共通します☆

 

血管の弱い壁細胞はどんな構造になっている?

毛細血管は壁細胞(外側)と内皮細胞(内側)の2重構造になっていて、壁細胞からは、「アンジオポエチン-1」という物質が分泌されています。

内皮細胞には「Tie2(タイ2)」という受容体があります。受容体とは、生物の体にある外界や体内からの何らかの刺激を受け取ると情報として利用できるように変換する仕組みを持った構造の事。

アンジオポエチン-1がTie2を活性化させると内皮細胞と壁細胞はぴったりと密着し、血液がスムーズに流れるというメカニズムになっています。

 

「アンジオポエチン」は脈管形成(新たに血管が作られること)血管新生(既存の血管が分岐して伸長する事で血管が作られる事)を促進する糖たんぱく質です。

 

ですが、加齢・紫外線・生活習慣・ストレスなどで壁細胞がダメージを受けると、アンジオポエチン-1が分泌されなくなりTie2が活性化できなくなるのです。その結果血液が流れにくく、またアンジオポエチンの働きが滞り、新たな血管を作ることも出来なくなって血管が減っていってしまう事になってしまいます。

 

アンジオポエチン-1それに代わるものを!

毛細血管の研究によって、自然界の植物の中に壁細胞から分泌されるアンジオポエチン-1と同じようにTie2を活性化することが出来る成分があることが判明しています。

先進のバイオテクノロジーによって、有効成分を高濃度に抽出することもできるようになりました。

 

シナモン

毎日シナモンパウダーをとって、適度な運動をしてもらったところ1週間で血管の状態が改善されたという臨床研究がなされたそうです。

 

ヒハツ

沖縄でよく使われる胡椒の一種。ヒハツ茶も出ています。

 

ルイボスティー

カフェインを含まず、抗菌化作用がある健康茶として人気です。

 

サンザシ

血行促進や消化吸収を促す作用があります。

 

ブルーベリー

宮崎県で特別栽培されたラビットアイ系ブルーベリーの葉や茎には、ポリフェノールの王様といわれるプロアントシアニジンが豊富に含まれています。

 

少しの運動も大事

体を動かして血流をアップさせることでも、毛細血管の血流不足を抑えることができます。

毛細血管を構成している内皮細胞は、常に血流にさらされ、血液の流れを認識すると細胞同士がしっかり結合する性質にあります。

縮んで丸まった毛細血管の細胞が、きれいに整列してまっすぐ伸びていくようになるんですって!

 

血流をアップさせるには、マッサージやウォーキング、入浴等の他にも様々な方法がありますが、簡単なものでその場の足踏みは気が付いたときすぐにでもできます。

 

ふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」とも呼ばれ毛細血管が密集している部位。その為に加齢と共に必要以上に衰えてしまいがち。むくみ易い場所でもあります。

運動すると収縮・弛緩によりポンプ運動で下肢の末梢循環がよくなり、上半身へ流れていけば全身の血流も良くなります!

 

背筋を伸ばして肩幅に足を合わせて、太ももが床に水平になるように交互に片足を上げる。30回で1セットとして朝と夜に1セットづつ。

足腰が弱い人は壁や机に手をついて行ってくださいね!

 

寝たきりの状態や肺活量が低い人は薬が効きにくい傾向があるそうです。血流が低下し毛細血管から血液が漏れ出したりして、薬の成分が必要とするところまで届いてないということが分かります。

 

 

 

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