前の記事にもあったDNA(デオキシリボ核酸)は、生命維持する為の設計図になりますが、DNAに含まれている情報はタンパク質として初めて機能を発揮します。
それ故にDNAの情報は、もう一つの核酸「RNA(リボ核酸)」へと転写され、
そのRNAの情報を基にタンパク質が
合成されます。
タンパク質の工場というところでしょうか。
DNAは加齢が進んでもずっと変わることはありませんが、RNAは加齢と共に少しづつミスコピーするようになり、若い時と同じ細胞を作れなくなってしまい、結果
それが老化に繋がっていきます。
最近耳にする ”RNAウイルス検査” ですが、
コロナウイルスを初め、ノロウイルス、風疹ウイルス、日本脳炎ウイルス、デング熱ウイルス、C型肝炎などがありますが、
「ウイルス」とは、核酸の形状などに基づいて7つに分類されているといわれ、
DNAウイルスは細胞の中の核に移行して
増殖します。
複製の酵素を宿主の設計図に依存するためと考えられます。
RNAウイルスの場合は、自らの配列情報を持っていて細胞質で増殖します。
特にRNAウイルスは独自で複製するため、時には進化速度の推定値が高めになることもあるので、感染力の高いものが発生するといったことになります。
新型コロナウイルスが発生してこの1年間で、変異株がなんと4000種も見つかっているそうです。そのうち、感染力の高いとされている進化系が、イギリスや南アフリカで見つかっていますよね。
進化系以外の広がらないウイルスは淘汰されているといったところ。
怖ろしや “進化系”!
無症状でも受けられる、日本基準で検査する新型コロナウイルスPCR検査キット